N”p徒~♪”*2

↑タイトルは文字化けではありません(笑)。単車、クルマ、工具などいろいろ。・・・・そして、ときどき"Perfume"。過去の記事へのコメントも歓迎致します。

ダイヤモンドヘッド再再訪

f:id:ponta_veloce:20190609215957j:plain             

 お船に乗って[ダイヤモンドヘッド]へ、
またまた行ってきました。

 

 

f:id:ponta_veloce:20190609220023j:plain

 当日は夏を思わせる陽気。
[TL1000S]は発熱量が多いので、
先日、交換した冷却水が気になります・・・・。
リーザーバータンクに目をやると、
下限線を下回っています。
騒音問題もあり、
そんなに入念にはエア抜きを出来ないので、
ある程度やったらば、
あとは走って抜いています。
なので、交換直後はいつもは補充用のLLCを持ち歩いているのですが、
今回は忘れてしまいました・・・・(汗)。
仕方ないのでPETボトルに水を汲んで補充。
早速、先日、組んだ車載工具が活躍しました(笑)。

 

 

f:id:ponta_veloce:20190609220144j:plain

 そんなコトもありながらも到着。

 

 

f:id:ponta_veloce:20190609220210j:plain

 なんだか、今日の[TL1000S]は乗り易く感じます。
日によって、かなり差があるんですよねぇ・・・(苦笑)。

 

 

f:id:ponta_veloce:20190609220233j:plain

 今回は『チャーシュー丼』を頼みました。
これは『ビーチボーイズ』の8話で、
[広海]と[真琴]が受験勉強をしている[海都]と[祐介]に作った夜食の盛られていた丼と
同じ器に盛られているんです!
このチャーシュー丼、見た目はどぉ~ってことなく見えますが、
これが美味いっ!!
かなり量が多めですが、
ぺろっといっちゃいました(笑)。
いちにち限定、僅か6食(!)なので、
食べられたのは運が良かった??

 

 

f:id:ponta_veloce:20190609220256j:plain

 [広海]の[キャトル]と記念撮影。
赤/白のコントラストがめでたい(笑)!

 [ルノー/キャトル]にはなんとも親近感を感じます。
それは、フランスとイタリアの国籍は違いますが、
ウチの[パンダ]と立ち位置が似ているクルマだからです。
車体寸法もほぼ同じ(全長が268mm長い。ENG縦置きだから?)、
車重も同じ700kg代の軽量車体で、
4気筒の1,108cc([キャトル]はOHV。ウチのはOHC)の

排気量も全く同じ(最終型)です。
排気量を拡大しながら長きに渡って製造されたところも似ています。

 [キャトル]→1961~1992年
 [パンダ]→1980~2003年

 しかし、[パンダ]とは決定的に異なっている箇所もあります。
それはエンジンが縦置きなこと。
FFでは[パンダ]を含めジアコーサ式が大部分を占めるなか、
縦置きFFは珍しいです。
あと、初期型が1961年製造で、
しかも安価なクルマなのにもかかわらず、
4輪独立懸架なこと(前/ダブルウィッシュボーン(!)、

後/トレーリングアーム。共にトーションバー式)。
廉いクルマであってもお金を掛けるところはしっかり掛ける。
そんなところに設計者と製造会社の志の高さを感じさせます。
 最適設定であれば問題ないのかも知れませんが、
現代の高性能ハッチバックでも後脚にトーションビーム式多用の傾向には、
なんとも寂しい感じがします。
厳つい「戦闘機で御座いっ!」ってな佇まいのクルマを下から覗いたときに、
軽自動車と同じ構造の脚が見えたときにはなんとも寂しい心持ちになりますねぇ・・・。

 私はこの手のクルマが好きなのですが、
重要なのは、
最下層の庶民の実用車でありながら、
卑屈な感じがしないところ。
そして、志が高い設計で仕立てあげられているうえに
運転が楽しいこと。
そしてそして、キャンバストップが似合うところです(笑)。

 

 

f:id:ponta_veloce:20190609220526j:plain

  ホイールのハブへの固定が3穴です。
ここも[パンダ]と違うところですね。
確か、[シトロエン/AX]もそうだと思いましたが、
フランスの軽量なクルマでは当たり前なのでしょうか??
なんとも心許なく感じますがぁ・・・・。

 

 

f:id:ponta_veloce:20190609220551j:plain

 なんだか[TL1000S]も調子が良いし、
帰路、調子に乗ってちょっと引っ張り目に加速してみたらば、
急に排気音が2トーンほど上がりました・・・(大汗)。
「やややっ・・・・!?」っとびっくりして急停車!
車体を確認すると、
後ろバンクのエキマニのガスケットが抜けているようです・・・・(泣)。

 

 

f:id:ponta_veloce:20190609220614j:plain

 [TL1000S]は横置きVツインなんで、
後ろバンクのエキマニへ繋いでいる部分が窮屈な作りなんです。
エキマニの取り外しには車体の左右から
狭い奥深くまで工具を差し込まなければなりません・・・・(泣)。
写真は右側で、
鋳造ピボットプレートの裏で、
後ろ脚のばねの奥です・・・・。

 

 

f:id:ponta_veloce:20190609220657j:plain
 左は更に狭く、
写真を撮るのも難儀します・・・・。

 

 

f:id:ponta_veloce:20190609220725j:plain

 がぁ、よぉ~く確認してみると、
漏れているのはその部分ぢゃないみたい。
[スズキ]さん、エンジンに直でエキマニを取り付けると、
取り付け/取り外しが流石に面倒だと思ったらしく、
エンジンから200mmくらいは別部品になっています。

 写真はエキマニの、その継ぎ目です。
ピボットプレート裏を抜けた部分にその継ぎ目があります。
ここは写真のように非常に入り組んでいます・・・・。
抜けているのは写真の耐熱バンテージの下部分みたいです。
このバンテージはダンパーがエキマニで
炙られるのを緩和するために巻きました(これまた面倒・・・)。
エンジンから切り離さなくっても良さそうですが、
ココもまた面倒なんですよねぇ・・・。

 しかも、私は付けている社外マフラーは、
エンジンとの隙間が極小なんです。その隙間約0.3mm!
なんで0.3mmか、てぇ~と、
取り付け後に0.3mmのアルミ板を差し込んで確認したんです
(それより厚いと入らない)。

 このマフラーは某パーツ販売店さんで、
『取り付け工賃無料キャンペーン』をやっていたときに購入したのですが、
ソコの方、あまりに隙間が狭く結局取り付けすることが出来ませんでした・・・(苦笑)。
なので、エンジンと干渉する部分を耐熱バンテージで養生ってな仕様にぃ・・・。
で、販売元さんに確認すると、
「あんまり販売店さんをイジメないように」と、

云われました・・・。
”イジメ”って、あ~た!ちゃんと付けてって云うのが”イジメ”なのかなぁ??

 したらば、販売元さんがお店に持って来たら取り付けしてくれるというので、
東京のS区まで行ってきましたよぉ、養生バンテージ巻いた仕様でぇ(笑)。
そしたら、流石、販売元さんだけあって、
約1時間で取り付け終了。
どこにも干渉していません!

 「こんなマフラー自分ぢゃ取り付けしたくないなぁ~」と、
思っていたんですが、
数年後、リアサス廻りのグリス・アップするときに取り外すことにぃ・・・。
だってエキマニがスイングアームの穴ン中通ってるんですもの!

 で、仕方ないので自分で再取り付けましたよぉっ!
これがとっても面倒でした。
取り付けたときにエンジンに干渉していなくっても、
エンジンに火が入るとエキマニが捻れて干渉するんです!
何度も組み直してようやく終了・・・・(疲)。

 ここの販売元さんは、嘗て[TL1000S]でレースに参戦。
レースではエンジン下にアンダー・カウルを兼ねた
オイル・キャッチタンクを取り付けます。
最低地上高を確保するためなのかなんなのか、
エキマニがエンジンとギリギリの設計なんでしょうか??
あ~、またあの作業やんなきゃなんないのかぁ・・・・(遠い目)。

 

 

f:id:ponta_veloce:20190609220758j:plain
 爆音のままフェリー・ターミナルに辿りつきました。
音が大きすぎて恥ずかしいです・・・・(恥)。

 今、思えばゴールデンウィークに整備して試運転したときに、
排気音が大きく感じたのは気のせいぢゃなかったんですね。
あのときから抜けはじめていたみたい・・・・。
アフターファイヤーも無いし、
トルク感の減少をあまり感じられなかったので見過ごしていました。
でも、よぉ~く振り返ってみると、
乗り易く感じていたのは、
排気漏れによりトルク立ち上がりのドンツキが

緩和されていたためなのかも・・・・(汗)。
不調な方が乗り易いって・・・(苦笑)。

 

 

f:id:ponta_veloce:20190609220823j:plain

 あ~、日が沈むぅ~・・・。
私の気持も沈みますぅ~・・・・。

 フェリーが対岸に到着前、
皆、エンジンを掛けて下船を待ちます。
私も一旦はエンジンに火を入れたんですが、
船内に響き渡る爆音に恐縮してエンジンを切りました・・・(汗)。
「すみませぇ~ん・・・」
その刹那、私の後ろに居た、
原付二種でツーリング中の二人連れの女性が声を掛けてきました。
「あ・・・、うるさかったかなぁ・・・・(大汗)」と、
思ったらば、なぜか船の係りのひとが、
彼女の単車を留めるタイダウンを外し忘れておりました。
「うるさかったからじゃないのね・・・・

                                                  (うるさかったと思うケド・・・)と、
ほっとしながらタイダウンを外してあげました。