工具好きのあいだでは、
ツウぶってか(苦笑)”シブイチ”なんて呼ばれることもある
1/4sq(6.35mm)の駆動部を持つラチェットですが、
私の界隈(特に年配者)では”ニブ(二分)"と呼ぶことが多いです。
二分とはsqの分母を8に通分して分子の部分を読むようです。
なので、1/2sqは”ヨンブ(四分)”、3/8sqはそのまんま”サンブ(三分)”と呼ばれます。
若いころはその呼び方に???でしたが、
いまじゃ~味わい深いなんて思っています。
が、そう呼ぶ先輩も殆ど残っていません・・・・。
ってなことで(?)、
愛用のハゼット1/4sqラチェットセット(854)の内容を
より使い易いように補完してみました。
なかなかの活躍度合いの多い1/4sqのラチェットですが、
そぉうすっとディープなボックス・ソケットも欲しくなってきます。
もっとお廉いのもありますが、
やっぱハゼットで揃えたい・・・・(苦笑)。
でも、なかなかのお値段なんですよねぇ。
で、某オークション・サイトで待ち続けること数年。
ようやっと現れましたよぉ!
しかもお値打ちでぇ!!
サイズは4、5、5.5、6、7、8、9、10、11、12、13mmの6角使用の11個です。
ハゼットの型録を捲ってみると(2006年版ですが・・・)、
セット品は10個組み(5.5mmが無い)なので、
もしかして前所有者が単品で揃えたか、
若しくは買い足して組んだのかも知れません。
ハゼットの1/4sqこの仕様にはインチにしか12角はありません。
14mmも欲しいところですが、
これも存在しません(コーケンには存在。スナップオンは16mmまで有)。
あ、勿論、今回入手したこれらは面接触です(笑)。
sqの差し込み側は面接触仕様にはなっていません。
通常のボックス・ソケットと比べるとこんな感じ。
特有のローレットは切られていますが、
通常版とは違って磨き仕様ではなく、
全身梨地です。
あと、現行品は印字がレーザーによるものになっています。
sq差し込み部に多少バリが散見されたので、
ダイヤモンド鑢で均しておきました。
保管には、TONEのソケットホルダー SH1212 を入手。
本来は端部にカヴァーが付いていますが、
最短に切り落として4mmのねじでホルダーが脱落するのを防止。
何時もとおりサイズの刻印に赤い塗料を墨入れしました。
つづく・・・・。