N”p徒~♪”*2

↑タイトルは文字化けではありません(笑)。単車、クルマ、工具などいろいろ。・・・・そして、ときどき"Perfume"。過去の記事へのコメントも歓迎致します。

導通ベル

 最近(つっても半年以上まえから・・・)、
愛機 パンダの配線を改良(改悪?)しようと企んでいます。
その際に既存の配線を辿るのに”導通ベル”が欲しいなぁ、
と、思っていました。
”導通ベル”とは以前の職場での呼び名で、
ながぁ~い電線の両端の端子を目的の配線両端に当て、
それが導通していると閉回路が構成されてベルが鳴るってな道具です。
当時は自作品を使っていて、
今回も作ろうかとも思ったのですが、
メンド~です・・・・。
で、某通販サイトを覗いてみると、
売ってるじゃん!
で、入手したのがマザーツール導通チェッカー DT-37です。

 単四電池3本を入れ、
端子部を当てて閉回路が構成すると、
LED点灯、若しくは曲が鳴動(その両方も選べます)。
そのとき流れる曲がL・V・ベートーヴェンエリーゼのためになんです。
ご存じのとおり晩年のベートーヴェンは耳が不自由でした。
そんなことからの選曲なのでしょうか??

 

 

 一枚目の写真のとおり接触子が両方とも棒状です・・・・。
これだとひとりで作業するときに些か不便です。
なので、写真の鰐口クリップを一方の端子に取り付けて使います(差し込み式)。
どぉ~やら純正部品でも用意されているみたいですが、
ウチの引き出しを漁ったら出てきました(笑)。

 

 

 反対側も一工夫。
先ず、導線にまち針を切ったものを半田あげします
(一応、熱収縮チューブで保護)。

 

 

 それをメカニカル・ペンシル(シャーペン)に挿入。

 

 

 導線の出口を防水端子用の絶縁樹脂を流用して保護して・・・。

 

 

 導通ベルの端子を差し込める受けを反対側に半田あげして完成。
これはナニかというと(見りゃ分かると思いますが・・・)、
配線の導通を見るときに、
結線をバラさなくっても見ることが出来る接触子です。
配線をバラすことが出来ない(又はメンドー)なことって多いぢゃないですかぁ?
そんなときに配線に突き刺して導通を見てやります。

 素材としたのはゼブラ/Tapli clip P-MN5-P です。

 

 

 実験中。良好♪
被覆には穴が開きますがまち針なんで問題ない・・・と思います。

 使わないときはシャーペンなんで針を内部に収納出来ます。
先端部は針の収納時も使用出来るように金属製を選択したのですが、
針が引っ込むと導通がありませんでした・・・・(残念)。

 

 

 こんなのもあります。
これは生きた電線を見つけるためのものです(エーモン製、品番/製品名不明)。

 

 

 先端部で接触して導通を見るほか、
写真の針で電線の被覆に突き刺して導通を確認します。
・・・この針よりも私の自作品の方が被覆へ与える損傷が少なそう。

 これの代わりに自作品でも(テスターに繋ぎ)導通を見ることが出来ます。
しかし、筆記用具として作られたもんなんで、
絶縁性能は?です。
導通確認なら良いですが、
生きている線を当たるときは注意が必要です。
ま、マネする方はいらっしゃらないと思いますがぁ・・・・。