N”p徒~♪”*2

↑タイトルは文字化けではありません(笑)。単車、クルマ、工具などいろいろ。・・・・そして、ときどき"Perfume"。過去の記事へのコメントも歓迎致します。

クランプメーター購入

 表題のとおり買っちゃいましたよ、
クランプメーター。
特に、絶対に必要なモノってなわけぢゃ~ないんですが、
かなぁ~り前から欲しかったんですよねぇこれ。

 

 

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 購入したのは[サンワ(三和電気計器株式会社)]製の[DCL31DR]
最近ではクランプメーターもお安くなりましたが、
直流も測定できるものは今でもちょっとお値段が張ります。
当初、同社の[DCM400AD]にしようかと思っていたんですが、
柄が大きく狭いところで振り回し難そう・・・(193×50×28 230g)。
ぢゃ、ちょっと高くなるけど、
それよりも小さい[DCL31DR(145×54×31 120g)]にしよっかなぁ、
と、思っていたところ、
某オークションで未使用品が定価の半額で出品しているのを発見!
競う相手も無く無事落札♪

 

 電流の測定は結線を一旦外し、
測定対象の回路内にテスターを組み込まなければなりません。
これがなかなかメンドーですし外せない場合もあります。
クランプメーターではこの作業が無いので便利です。
ま、単車/クルマ関係の電気関係の修理では、
電圧が測定できればほぼ事は足りるんですがねぇ。
過電流の場合は、
大抵、フューズの溶断や配線の焼損に至ることが多いです。
焼損している回路に通電して
クランプメーターで測定ってのは無いですから(苦笑)。
また、逆に電流値が低くって故障ってのは少ないです。
なので、故障の診断ではクランプメーターの出番はあまりありません。
・・・あ、[パンダ]でも、[TL1000S]でも以前あったわぁ(大汗)!

 私が主に測定したかったのは暗電流。
ウチの愛機たちはどれも古いので・・・(苦笑)。
暗電流は大体20~30mA(0.02~0.03A)程度のもの。
このクランプメーターは10mA(0.01A)から測定できます。
ま、それが分かったとして、
その対策は非常に難しいんですがぁ・・・。

 

 

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  クランプメーターの製造会社には、
 他にも[日置電機]や、[オーム電機]などの有名処があるのに、
 ナゼに私が[サンワ]に拘るのか?
それは写真の年季の入った箱に収められたテスターがその理由。

 

 

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 中身がこれ。
これは半組み立て式のもので、
約40年まえから愛用しています。
私、使って良い(若しくは使用に問題が無い)と感じたらば、
同じ会社の製品を選ぶことが多いです
[SHOEI][STAHLWILLE][KADOYA]など)。

 ウチのは箱に表記があるとおり[KIT-6D]です。
[サンワ]のHPを見てみると、
現在のものは[KIT-8D]なので、
ウチのは恐らく二代前のものだと思います。
このテスターは一般販売はされていないようです
(教育用及び、企業内の技術者やサービスマンの研修用)。

 

 

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 もうひとつがこれ。

 

 

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 ディジタル・テスターの[PM11]
これは、どのくらい前にウチに来たのか覚えていません・・・。
これが一番出番が多いですね。
これがあれば大体事足ります。
しかし、変化する電圧の値を連続的に見るにはアナログの方が適していますね。
これは、現在でも販売されているみたいです。

 

 

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 写真を見て分かるように、
同社の”sanwa”の字体は40年前から現在まで変更されていません。
近頃、”CI”だかなんだか知らんけど、
社名の字体を変える会社が多く見受けられます。
私が愛用する[スタビレー]も10年くらい(?)まえに変えてしまいましたが、
そん時、私は、
「スタビレぇーっ!お前もかぁッ!!」
と、思いましたもん(怒)。
長い歴史とともに使われてきた社名を表わす字体を、
安易に変更することを私は好ましく思いません。
その会社の歴史の一部を放擲する行為のような気がするからです。

 [サンワ]のHPにある謳い文句が、
『粋な計測(はか)らい』
ですから同社に限ってその心配は無いと思っています・・・多分(笑)。