N”p徒~♪”*2

↑タイトルは文字化けではありません(笑)。単車、クルマ、工具などいろいろ。・・・・そして、ときどき"Perfume"。過去の記事へのコメントも歓迎致します。

消音器吊りゴム交換のつづき

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 約一月まえ、ココに書きました()[パンダ]の消音器の吊りゴム交換のつづきです。

 その後、センターパイプの吊りゴムも取り寄せて交換しました。

外したものは写真のとおりの劣化具合でした。
吊りゴムが全て新しくなってこれで万全!
・・・・とはいきませんでした(泣)。
未だ排気管の一部が車体に干渉しているのです。
やはりセンターパイプと消音器を社外品にしたことにより、
排気管全長が短くなったために車体に干渉しているようです。

 ゴム交換後に排気管をねじったりして逃がそうと試みましたが、
その程度では車体との干渉は回避できません。
「こりゃダメだ・・・・。」と観念して、
お世話になっている工場に泣きつきました。
がぁ、「直りませんよ。」との無慈悲なお答え・・・・
(その後、預かってくれるとの申し出有)。
それ聞いたときは「そんなご無体なぁ~(大泣)。」と、
思いましたが、考えてみればそりゃ~そぉ~です。
コレをちゃんと直すには配管の一部延長や、
新規制作しか手は無さそうです。
これは自分でなんとかするしか無さそうです・・・。

 因みに、フィアット純正吊りゴムは製廃だそうで、
工場経由では入手できませんでした。

 

 

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 で、考えたのがこの方法。
消音器の高さを可変できる吊りゴムを使うってもの。
右が純正で、左は今回取り寄せたもの。

 

 

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 いちばん下の穴を使用すると、
純正よりも44mm消音器が降下します。
これならなんとかなりそう。

 

 

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 いつも通り後輪下に木っ端を噛ませて作業開始。

 

 

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 取り寄せた汎用ゴムの穴径は9mm。
[パンダ]は平鋼を曲げたような取り付け部なので、
そのままでは付きません。
なので、しこしこと拡大しました。

 

 

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  付きました(逆光ですが・・・)。

 

 

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  なんとか車体との隙間を確保できました。
試運転してみても、
あの忌々しい打音は出ませんでした。
当たって擦れた部分にはアンダーコートを塗っておきました。

 

 

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 そこだけ注視するとすごい下がって見えますが・・・・。
最低地上高は約200mm確保しています。

 

 

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 あと、ちょっと外向きになってしまいました・・・・。

 

 

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 でも、全体で見ると高さも外向きなのも恐らく気がつかないと思います。

 

 

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 序でに触媒~センターパイプ間を留めるバンドも
錆ているので交換しておきました。
ねじ部も錆ていましたが、
取り外しは難儀しませんでした。

 

 

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 ここは錆防止にステンレス製!と、
いきたいところですが、
電触でより錆びるので鉄製です。

 交換は簡単な作業ですが、
リフトとかないので、
片手しか届きません。
ですんでナットを掛けるのになかなか難儀しました・・・・。

 ねじ部が茶色いのは錆ではなくスレッドコンパウンドです。

 部品の手配や天候(野外整備なので)のせいで、
修理完了まで二ヶ月ちょっとを費やしてしまいました・・・。
でも、これでまた走ることができます♪