N”p徒~♪”*2

↑タイトルは文字化けではありません(笑)。単車、クルマ、工具などいろいろ。・・・・そして、ときどき"Perfume"。過去の記事へのコメントも歓迎致します。

ぽろぽろと・・・・其の弐

 ブレーキマスターをOHするために部品を集めました。
がぁ、思いがけない間違えが発覚!
[ニッシン]製の後付けラジアル・ブレーキマスターは、
2014年以降改良を受けているらしいのです・・・(汗)。
HPによると、

 ●リザーバータンクへのパイプ(※コネクター/42428)がボディ横から出る、
  旧ラジアルブレーキマスターシリンダーの以下品番には使用できません。
  Φ17(11/16) 60192/60193/60194/60195/64205/64206 

※仕様変更に伴い、2013カタログ掲載の前モデルとは下記の内容が異なります。
・リザーバータンクが上からの取り出しになりました。
・ミラー穴無しのクランプ、ミラー穴埋めボルトは付属しません。
・補修部品のリペアキットが異なります。

 との、ことです・・・(泣)。
確認不足でした・・・・。

 

 

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 確かにウチのブレーキマスターは、
タンクに繋がるホースが本体横から出ています・・・。
購入したのも2005年ですしね。

 

 

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 新型用リペアキットを入手後に気がついて、
改めて旧型用を購入。
完全にムダ金です。

 でも、現物を比較したところ、
ピストン自体は同じもの?
違いはばねと、ばねの位置決めをする部品が違うだけみたい・・・・。
ぢゃ~、ピストンだけ使えば新型用も使えたぁ???

 

 

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 ピストンの他にもホースの取り出し部、タンク内のダイヤフラム、
エアブリーダ(マスター本体にもエアブリーダがある)も交換。

 

 

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 ついでに後のブレーキマスターもOHするために部品を集めました。

 

 

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 取り外したピストンを観察。
金属部分に摺動痕がありますが、
問題無い程度。
シールカップは直径で約1.7mmちいさく変形(前)していましたが、
これも問題無さそう。
前/後ともシリンダー側も問題ありませんでした。

 

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 唯一、大きな不具合といえるのは、
タンク内のダイヤフラムが膨潤していました。
他には不具合は見られず、
抜けた理由は不明です。

 

 

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 其の壱でちょっと触れた、
後ブレーキ・ランプのSWを押す部品がこれです。
ペダルからスフェリカルに繋がる部分のカラーも延長。
これはSW本体をステップに共締めで取り付けているために
横方向の距離が変わってしまったための措置。
・・・でも、この構造だとSWの押し代の調整が難しいです。
ダメ設計ですね(苦笑)。

 

 

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 元どおり組んでエア抜き
前はマスター本体にブリーダがあるので簡単です。
本体の剥げ傷も塗料で塗っておきました。
もともと耐フルード性のない塗装なので、
市販のタッチアップ塗料を使用。
ブレーキSWの端子も腐食を除去。

 

 

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 あわせてグリップの芯部分が割損してゴム部分がずっこけてしまうので、
交換しました。

 

 

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 大変だったのは後・・・・。
全然、エアが抜けません・・・・(泣)。
最後はどぉ~したかというと、
マスターに数回軽く打撃を与えたらばあっけなく抜けました(疲)。

 

 

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 交換した部品たち。
感触もかっちり戻ったので、
これでまた乗れます。