N”p徒~♪”*2

↑タイトルは文字化けではありません(笑)。単車、クルマ、工具などいろいろ。・・・・そして、ときどき"Perfume"。過去の記事へのコメントも歓迎致します。

久方ぶりのタイヤ交換

 気がつけばパンダのタイヤの交換を久しくしていませんでした。
と、いうのも、あんまり乗らないんで減らないんですよねぇ(苦笑)。
でも、もっと乗っていたとき(年間約1万km)も
タイヤの摩耗はかなり少なかったです。
だって、50psの車両重量770kgですから(笑)。

 パンダのタイヤは、
ちょっと前に多くの軽自動車が履いていた(今は大径/低扁平率)サイズの
155/65のR13インチです。
日本に輸入されている車両はこのサイズですが、
本国ではひとつしたの145が標準のようです。
なので、雨の日の方が曲り易いんですよねぇ。
155だと食い付きが良すぎるみたいです。

 

 

 新車時に履いていたのはミシュラン/MTX
その後はブリヂストン/SNEAKERをずっと選んできましたが、
絶盤後は後継のNEXTRYを選んできました。
で、今回は、もっと最適なものがあるのではと、
はじめてブリヂストンのHPの
『AIタイヤ選び診断サービス』ってのを使ってみました。
で、出た結果はやっぱりNEXTRY(笑)。

 今回、タイヤ屋さんでネクストライ在庫ありますかぁ?」
と、事前に問い合わせしたところ、
「あ、ネクストリーね?」と云われてしまいました・・・(汗)。
私、ずぅ~とネクストライ”かと思っていました・・・(恥)。
あ、あと、単車用のタイヤを製造している会社でも、
Metzeler(メッツラー)ってあるぢゃないですかぁ。
TL1000Sの標準装着タイヤがここのだったんですが、
これまた長年にわたって”メッツェラー”だと
勘違いしていた時機がありました・・・(恥)。
私、こういうコトが割と多いんですよねぇ・・・・(赤面)。

 

 

 今迄履いていたタイヤの製造年/週を見てみると、
”3515”なんで2015年の9月くらいでしょうか。
7年も経ったので交換しました。
山はまだまだあるんですがねぇ・・・。
そりゃ~そうです。
その間、たったの8141kmしか走っていないんですから・・・・。

 

 

 パンダのスペア・タイヤはエンジンの上に載っけてあるだけ(笑)。
固定は一切されていません。
ただボンネット裏に貼られたスポンジで挟まれてはいますがぁ。
なので、太陽で暖められたボンネットからの輻射熱と、
エンジンからの排熱で両面こんがり焼かれています。

 以前、タイヤ屋さん(某製造元社員)に聞いたのですが、
ミシュランのタイヤにはスピュー(製造時に出来る表面の髭)が無いと聞きました。
当時は「ふぅ~~ん・・・・」って聞いていましたが、
それは技術的にすごいことのようです。
大量生産されるタイヤ全てに髭が無ければ、
かなりの量のゴムの節約になりますからねぇ。
あと、割と最近知ったのですが、
同社のタイヤには軽点(黄色/最軽量部の位置を示す)も、
ユニフォミティマーク(赤/一番径が大きい箇所)も
ありません(これは無い会社も多い)。
これは製造精度に自信があり、
均一に造られているので必要ないとの自信の表れのようです。
確かに26年半載かっていたウチのタイヤにも、
髭や、黄色、赤がありません。
均衡をとる重りの位置を見ると、
確かに空気注入口の反対側のみにあるので、
タイヤ自体の均衡はとれているみたいですねぇ。

 

 

 その状態で炙り続けられること26年半っ!!!
表面の其処彼処に夥しい罅々がぁ・・・。

 

 

 製造年/週を見てみると、
”235(以前は三桁表示)”なので、
1995年6月頃。
ウチの愛機は新車からの付き合いですが、
1996年5月に前年式の1995年式を探して貰って納車してもらったんです。
その理由は塗色のせい。
1996年式の赤は”トロピカルレッド”というプライマーみたいな色
(オーナーさん見ていたら済みません!)。
それが気に入らなくって、
1995年のみの塗色だったスイフトレッド(ロッソスイフト)”の在庫車を
探して貰ったんです。
で、どうやら長野から遙々やって来た個体のようです。

 

 

 "ミシュラン"製なのに”MADE IN ITALY”。
イタリア工場製なんでしょうねぇ。

 

 

 交換作業をお願いしたのは前回も作業をして下さった町のタイヤ屋さん。
三人で作業されていていましたが、
一切の滞りなく丁寧に作業が進みます。

 

 

 ただ、ボルトが地面直置きなのが気になりましたが・・・・。

 

 

 あっ、という間に4輪完了。

 

 

 あ、いや、5輪完了でっす!

 

 

 製造は今年の6月ごろ。

 

 作業終了後にお店のご主人と少しばかり歓談。
ご主人はかなりご年配と思われる眼光鋭い職人さんって趣の方。
チェンジャーを操る手際は年齢を全く感じさせない宛転たるもの。
無口な職人かと思いきや、
言葉少くなではありますが、
クルマの話題だと経験から発せられる含蓄のあるもので、
暫し年齢を超えての楽しい時間でした。